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  • 2014.12.18
  • フリーランス

トラブルを回避するために、フリーランスが知っておくべき領収書のポイント

領収書

フリーランスとして独立すると、見積書、請求書、領収書といった書類周りも自分で責任をもって運用する必要があります。でも、領収書はもらうことはあっても切ったことがある経験はあまり無いですよね。今回は、いざというときに困らない&トラブルを回避するために、フリーランスとして知っておきたい領収書の基礎知識について解説します。

領収書とは?

領収書とは、料金の支払が確実に行われたことを示すための書類で、金銭を受け取った側が発行します。

金額の書き方

領収書は、経費精算の時の証拠にもなる重要な書類です。単に金額を書くのではなく、後々改ざんされることの無いように以下の点に気をつけてください。

・3桁毎にカンマで桁区切りをつける
・数字の先頭には、「¥」「金」を記載して、桁が追加されないようにする
・数字の末尾には、「※」「-」「円也」を記載して、桁が追加されないようにする
・各数字や記号の間隔は狭くし、追加されないようにする

宛名の書き方

宛名を書く際は、相手先の名前を間違えないようにしましょう。「上様」という表記も多いですが、いざ税務調査が入った場合指摘される可能性もあるので、相手先の名前を正確に書くほうが良いです。前株・後株の記載間違いや、(株)などの省略表記も行わないように注意です。

日付の書き方

実際に金銭の支払が行われた日を記載します。間違っていても領収書の効力はあると言われていますが、わざと年をまたいだ領収書を発行することで、税金を減らしたり還付を受けてしまったら立派な脱税になります。罪の片棒を担がないように、正しい日付で領収書は発行しましょう。

但し書きの書き方

買い物をした際には「お品代として」、食事の際には「飲食代として」などと書かれることの多い但し書き。実際に発行する際には、何に対する支払いであるかが双方わかるようにハッキリ記載しましょう。

収入印紙について

領収書の金額によって、収入印紙を貼り付けることが必要です。万一貼り付けを行わなかった場合は、必要な印紙の3倍の金額を過怠税として支払わねばなりません。

・5万円~100万円以下の領収書…200円
・100万円~200万円以下の領収書…400円
・200万円~300万円以下の領収書…600円
・300万円~500万円以下の領収書…1,000円
・500万円~1,000万円以下の領収書…2,000円

この先は割愛しますが、これ以上も金額によって必要な印紙の料金は変わります。

いかがでしたか?いつもは何気なくもらっている領収書も、いざ発行する立場になると気になる点も多いもの。フリーランスとして独立する以上、責任をもって書類を作らねばなりません。正しく領収書を発行するのは、自分だけでなく、受け取った相手にとっても大切なことなのです。

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