フリーランスエンジニアとして独立した後に必ずぶつかる壁に、自分自身の価格を設定することが挙げられます。
自分の仕事に値段をつけるといったことを会社員時代にはしてきていない人の方が多いので、いくらに設定するのが適正価格なのかを把握できずに悩んでしまいます。
悩む理由は、市場の相場感よりも高く設定してしまっている場合は、仕事が取れなくなってしまうことが不安になります。一方で、市場平均よりも低い金額で契約することで自分自身が赤字になるようなことをしたくありません。一大決心をしてフリーランスになったのですから、このような障害をうまく乗り越えていく必要があります。
そのためには、自身にとって「これ以上は負けられない」という価格と相手にとって「これなら安いくらいだ」という価格を決めていきます。
つまり、サラリーマンと同程度に稼ごうとすると、時給5000円以上を目指さなくてはならないということになります。仕事を行う上で、時間の見積もりが非常に大切になります。3時間でできると思っていたにも関わらず6時間掛かってしまうと時給は半分になってしまいますので。
これを避けるためには、普段から仕事内容と掛かった時間を記録しておくことです。価格は変えずにコストを下げることで利幅を拡大することができます。
その一つの例を取り上げます。それは成果報酬型で契約することです。最初にいただける価格は低めに設定しておき、契約期間内に定められた成果物を納めるということで上乗せしていただくようにします。
このように、フリーランスエンジニアにとって技術を売ることにしても、成果報酬といったビジネスモデルに適用することで売り方を変えることも大切です。
自分の仕事に値段をつけるといったことを会社員時代にはしてきていない人の方が多いので、いくらに設定するのが適正価格なのかを把握できずに悩んでしまいます。
悩む理由は、市場の相場感よりも高く設定してしまっている場合は、仕事が取れなくなってしまうことが不安になります。一方で、市場平均よりも低い金額で契約することで自分自身が赤字になるようなことをしたくありません。一大決心をしてフリーランスになったのですから、このような障害をうまく乗り越えていく必要があります。
そのためには、自身にとって「これ以上は負けられない」という価格と相手にとって「これなら安いくらいだ」という価格を決めていきます。
「これ以上は負けられない」価格の決め方
どのような形で基準額を考えればよいのかを日本人の労働環境から見ていきます。一般的なサラリーマンの総労働時間は1年で約1,800時間といわれています。時給5,000円×1,800時間=売上は900万円となり、経費が半分程度だとすると、所得は450万円となります。経費が3分の1だとすると、所得は600万円です。つまり、サラリーマンと同程度に稼ごうとすると、時給5000円以上を目指さなくてはならないということになります。仕事を行う上で、時間の見積もりが非常に大切になります。3時間でできると思っていたにも関わらず6時間掛かってしまうと時給は半分になってしまいますので。
これを避けるためには、普段から仕事内容と掛かった時間を記録しておくことです。価格は変えずにコストを下げることで利幅を拡大することができます。
「これくらいなら安いくらいだ」と思わせるにはどうするのか?
フリーランスの方が“適正価格”だ“これ以上負けられない”と考えていた価格でも、相手から「高い」と思われてしまっていれば売ることはできません。「安い」とまでは言わなくとも「この価格なら安心して支払える」と思ってもらうための“工夫”をする必要があります。その一つの例を取り上げます。それは成果報酬型で契約することです。最初にいただける価格は低めに設定しておき、契約期間内に定められた成果物を納めるということで上乗せしていただくようにします。
このように、フリーランスエンジニアにとって技術を売ることにしても、成果報酬といったビジネスモデルに適用することで売り方を変えることも大切です。